犬との暮らし

このブログについて

AKOです。1971年生まれ。横浜でワンコと1人&1匹で暮らしています。40歳の時に1LDKのマンションを購入しました。インテリアが大好きで、新築時と入居1年後にリフォームしましたが、今は家は3回建てないと理想の家にならないという言葉を実感しています。こちらのブログは、未来のリフォームを目指して「おうちが大好きな方」と繋がりたくて書き始めました。マンション購入後に暮らし始めたワンコ生活のこと。そして進化している家電の使い心地などを綴っています。

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<育犬ノイローゼ60日間>どうやって乗り越えたのか?今だから言えること

<育犬ノイローゼ60日間>どうやって乗り越えたのか?今だから言えること

はじめに

この記事は、私が育犬ノイローゼになった60日間の記録です。同じ悩みを持つ方の役に立てればという気持ちと、自分への戒めに記録しておきたいと思います。

犬を飼ったきっかけ

横浜に住む私は、湾岸エリアの素敵な建物でお散歩をしたり、カフェで犬と一緒にいる方を見るたびに、犬との暮らしに憧れていきました。そんな気持ちが大きくなったのは、マンションを購入して3年が過ぎた頃から。マンションを買った興奮から覚めはじめた頃でもありました。でも実家でも動物を飼った経験がないこと。仕事をしていること。頭で考えても踏み切れず、数年が過ぎて行きました。

そんな時年上の友人が、「一度うちの犬との暮らしを見に来ない?」と誘ってくれて自宅に遊びに行くことに。

「私もね、息子が飼いたいってねだられて3年間悩んで飼ったのよ」

綺麗なお家。そして犬のトイレコーナーも見せてもらって、そして、少しづつ自分の気持ちが、犬を飼いたい気持ちに傾いていきました。

ビジュを飼った日

そして、それから数ヶ月後、彼女から連絡がありました。

「ペットショップの生後6ヶ月のワンコがすっごく可愛いの。一緒に見に行く?」

金曜日の夜に待ち合わせをして、ペットショップへ。そして、衝動買い。クレジットカードで犬を飼ってしまった。

犬の引き取りは、後日でも良いとのこと。日曜日の朝。。私の気持ちはざわざわ。1日経って本当に飼えるのか不安でしょうがない。。よく寝れなかった。彼女の家のインターホンを鳴らして、リビングに行くと、ワンコは、元気よく走り回っていたのでした。

ビジュを捨てた日

でも不安な私。私の表情を見て、友人が一言。

「AKO 本当に大丈夫?多分私の犬との暮らしをみて、欲しくなったんでしょう。ここ数年ずーと迷ってたものね。でも、1日引き取ってみて、私でも結構大変だわ。トイレのトレーニングもできてないし。もし自信がないなら、私が引き取って育てるわ。でも今決めて。途中で投げ出すのはやめてね。飼い主が変わるとかわいそうだから」この頃彼女の家のダックスフンドは亡くなったばかりでした。

その場に一緒にいたご主人の「一度やってみたらいいんじゃないか」の言葉に、年上女房のMちゃんは一喝。

「こんな時に正論はいらないわ。AKO 本当の気持ちを言ってみて」

「育てる自信ない・・・」

そして、私はビジュを置いて一人で自宅に戻りました。そして一人で自宅に戻った私に、彼女からすぐに連絡がありました。その日のうちに、一人暮らしをしていた大学生の息子が、犬の世話のために手伝いにきてくれたそう。用事をキャンセルしてくれたみたい。小さい頃から知っているM君は、「AKOが落ち着くまでうちで預かろうよ」と言ってくれたそう。だから心配しないでねと。

この時は、数日経ったら引き取るつもりだけど、覚悟がつかないままの日が続きました。2週間が過ぎた頃。うちで正式に引き取るねと言ってもらい私もお願いしたいと自分の気持ちを正直に話しました。

その後、名前は「ビジュ」とつけたこと。かわいい洋服を買ったこと。犬のエステに連れて行ったこと。を報告してくれました。戸惑っている私に「遊びにこない?」 そんなあったかい言葉で、私はビジュに会いに行きました。何事もなかったように走り回っているビジュ。自分が飼い主じゃない気楽感からか、とっても可愛い。その後定期的に1ヶ月に1回、ビジュに会いに行く生活でした。数ヶ月すぎた頃、Mちゃんはいつも「ビジュの本当のママだよー」と私をからかうほどになっていた。ちなみにあの日、私のせいで怒られたご主人は、ビジュのシャンプーや爪切りを担当してくれていたみたい。

ビジュと暮らしはじめる

そして8ヶ月目のこと。彼女から連絡が。「夫の仕事関係で引っ越しなの。今回は賃貸物件を探してるんだけど、犬を飼っても大丈夫な家が見つからないの。その時は育てられそう?」

私は、いよいよ自分で育てる日がきたと思いました。「今まで本当にありがとうね。私が育てるわ」

これがビジュとの、暮らしの始まりでした。この時、ビジュは1歳4ヶ月になっていました。

ノイローゼ60日間の始まり

 

1週目:吠えてうるさいと近所クレーム

私の1LDKのマンションで飼い初めて2日目のこと。事件は起きました。仕事から夜遅く帰宅すると、マンションのドアに「犬がうるさくて、眠れません」の張り紙。

どうしよう。。ここから、犬ノイローゼが始まった。

「犬の鳴き声がうるさい」どこの家から貼られたかもわからない張り紙にどうしていいかわからなくなってパニックに。思わず、Mちゃんに電話しちゃったけど、「もう一度私が引き取る?」そんな風に彼女まで悩まさせてしまったことに、深く反省。

その夜は、ビジュを抱いて、ほとんど寝られませんでした。でも朝になって、「いつまでも甘えてられない」そう決意。落ち着いて考えてみよう。そうだ・・仕事でのトラブルだったらどう対処する?20年以上も仕事してたんだもの。今私に自信があるのは、仕事だけ。そんな風に思いました。

そして、管理会社に電話をかけました。(事前に犬を飼う手続きは済んでいました)

「加害者になりました。犬が吠えてうるさいと張り紙が貼られました。どのように対処したらいいですか?」

そして、「どこの家から貼られたのかわかりませんが、しつけがきちんとできなかったら保健所に連れていく覚悟です。時間をください。と伝えていただけますか?」

担当の方も、私の強い言葉に絶句した様子。そしてすぐにマンションの状況を調べに来てくれた。そして、隣の家の夫婦からだということがわかりました。

私は、まず相手の家にお菓子を持って謝りに行きました。まるで同じフロア全体に謝っているかのように振舞って。後日管理会社を通して、「大人げない対応をして申し訳ありません」と言ってくださったと報告があった。このことを聞いて、心底ホッとしたのでした。(私のマンションでは、クレームは管理会社を通す決まり。直接言うことは禁止されています)でも。。そして、これからどうしようと不安になったのでした。

2週目:絨毯におしっこ

張り紙事件は、とりあえず、一旦収束したけど今度は私も神経質に。今度はビジュが私になつかなくなってしまいました。とどめは私の大切にしている、寝室の絨毯におしっこをしたことが原因。

仕事から帰宅して見つけた絨毯のシミ。何度拭いても取れない。私は絨毯に夢中になって、その日は自分もビジュも夕ご飯を食べなかった。それも気がついたのは翌日の朝だったというほど、自分ではショックな出来事でした。

絨毯事件の後、ビジュが何かすると思わずほうきの棒でビジュを叩いてしまった。もう限界。。。これからどうしようと思った矢先、思い出したことがありました。時々、マンションのゴミ置場で会う、「私も一人で飼ってるの」という女性。そこで、毎朝会う、マンションの管理人さんに、連絡してもらうことをお願いしてみました。
(管理人さんも、ビジュのことでは、迷惑をかけてしまった方でした。管理会社との連絡もやってくださいました)

私は、自分の携帯番号とメールアドレスを紙に書いてお渡ししました。早速その日の夜、彼女からメールが届きました。

「話は管理人さんから聞きました。ご心労でしょう。よかったら、私の部屋に遊びに来ませんか?どんな風に飼っているか、見せてあげますよ」嬉しくて、早速翌日の夜、同じマンションに住む彼女の家に伺うことにしたのでした。10歳になるトイプーちゃんは、おとなしく過ごしている様子。工夫していることを色々教えていただいた。話を伺っていると、今のマンションに引っ越した理由は、前のマンションで、夜のシャワーなどの生活音のことで近隣のクレームがあったからだと知った。「だからね。よくわかるのよ」涙が出てきました。お話を聞いているうちに私の気持ちは少しずつ落ちついて、彼女が毎日行っているお散歩コースなどを教えてもらったりして自分の部屋に戻ったのでした。

3週目:友人たちに告白

今度は、最強の友人が私の自宅に遊びにきた。もともとは、お稽古の先生だったのだけど、個人的にも親しくさせていただいている、たまな先生。私の自宅に来る予定は、以前から決まっていました。こんな状況だから、外で会おうかな。そんな風にも思ったけど、自宅で話を聞いてもらいたい気持ちもあったので先にメールで連絡。

「私。犬を飼ったの」

「えーーー。椅子から落ちるくらいびっくりしたわよー」と返事が来た。ノイローゼの話はこの段階では、まだ内緒。

遊びに来てくれた彼女に、私は今まで溜め込んでいた不安を一気に喋った。多分4時間くらい。。じ〜ーと。話を聞いてくれていた彼女が言ってくれた一言。

「事情はわかったわ。無理しないで。もし3ヶ月頑張ってみて無理だったら、私が実家の母に頼んであげる」

この一言が、私を大きく救ってくれました。実は、ご実家のお母様は、片付けられない女性ってことで、ブログに登場しているので、生徒の中では、ちょっとした有名人(^^)

「たまなママなら大丈夫」本当に勝手な話だけどそう思いました。この日の夜、久しぶりにゆっくり寝ました。ノイローゼ2週間目のことでした。そしてこの日を境に、私は犬を飼ったことを周りに告白。今までは、私のとった行動が、あまりにも浅はかで恥ずかしくて、誰にも話せずにいました。このあと私の友人たちが色々なアドバイスで私を救ってくれます。

 

4週目:インテリア改造計画

友人に犬ノイローゼを告白したとき、最も心配してくれたのは、amyさん

同じ犬種を飼っている彼女。「私もね、覚悟して飼ったけど、最初大変だったから気持ちわかるわよ」そう言ってくれて、すぐに私の自宅を見にきてくれました。そして第一声。

「あらーー。ケージが、AKOさんの家のインテリアにあってないわよー」(ケージ 部屋の中で犬を囲って飼うもの)

「だって、おしゃれなケージが見つからないんだもの」

当時の写真は少ないのですが、貴重な1枚です

私がそう言うと、彼女は、あるオンラインショップを教えてくれました。彼女も色々探して、ある方のブログで紹介されていて知ったとのこと。実はこの後もこのオンラインショップは、私の検索方法では見つかっていません。そして、すぐに彼女の教えてくれた、ホームページでケージを購入。インテリアが部屋にマッチングしたことで、気持ちが大きく落ち着いてきました。とにかく、私の愚痴を聞いてくれた、食事会になっちゃいました。 このとき本当は、彼女のパリの旅行の話を聞く予定だったのに。。

 

6週目:女性建築家へ相談

インテリアが私のノイローゼを救う1つであると考えた私は、リフォームの時にお世話になった女性建築家さんに連絡を考えはじめました。

「犬を飼って、ノイローゼになりました。インテリアのアドバイスをお願いしてもいいですか?」

すぐに、「びっくりしましたー」と話し言葉でメールが届いた。多分とても驚いたのでしょう。

人気で予約が取りづらい方でしたが、緊急と判断されたのかすぐにアポイントを入れてくださいました。最初に言われたセリフは「いつもチャレンジャーよねー(笑) でも犬との暮らしは以外と合ってるわよ」

正直ほッとした。なぜって、彼女のアドバイスはいつも的確だったから。過去のキッチンリフォームの時、一流の建築家というのは、本人の希望を聞くのだけではなく、深層心理を探した設計をしてくれるのだと感動したものだった。

そして、彼女のアドバイスはただ1つ。「インテリアを考える前に犬のしつけ教室に行ってらっしゃい」

理由は、犬中心にリフォームすると、もしマンションを売却する時に不利になること。そして「犬だと一つにまとめない」こと。ビジュの性格がきちんとわからないうちに決断しないこと。人間に例えると、住みやすい家って言ってもひとそれぞれって感じなのかな。

ということで犬の幼稚園に通うことにしました。このお話は別記事にまとめています。幼稚園探しも苦労しましたが、私の合理主義の仕事人間が逆に幼稚園では褒められて、次第に自信を取り戻して行きました(^^)

クリスマスパーティー

育ててくれたMちゃんの家へ、久しぶりにビジュを連れて遊びに行きました。私は気持ちが落ち着いてから、お礼が言いたいと思っていたので、実はこのタイミングまで彼女には連絡しませんでした。その日は偶然用事が重なり彼女の家から1時間ほど外出することに。

「ビジュは置いていって大丈夫よ。私が見ててあげるから」帰って来ると、Mちゃんが言った。

「すっかり飼い主になったわね〜。ビジュったら、玄関の冷たいところで、ずーとAKOの帰りを待ってたのよ。あんなに可愛がってあげたのにー。ちょっぴり寂しいわ(笑)」

そしてそれから1ヶ月後のこと。Mちゃんちでクリスマスパーティーが開かれ、私とビジュも招待されました。メンバーは大学生の息子M君と彼の大学の同級生たち。イタリアやフランスから日本に留学している同級生が、物価の高い日本で節約しているのを知って、Mちゃん夫妻がクリスマス会を企画したのでした。

ちなみにビジュの名前は、私が一度捨てた時、息子M君がつけてくれたもの。Bijouはフランス語で「宝石」という意味。みんな「bijou」と呼んで可愛がってくれて、本当に楽しいひと時を過ごしました。

夜はみんなで教会へ。私自身はクリスチャンではないのだけど、一緒に行って、今までのことを心の中で懺悔してきました。あとでみんなに、「そんなことしなくていいよー」って言ってもらったけど、友人達に助けてもらったことに感謝の気持ちでいっぱいでした。人生初の教会でのクリスマスイブ。賛美歌も歌って本当に楽しい1日でした。

ノイローゼの終わり

こうして時間が経つにつれ、私は少しづつ思い通りにならないことを、受け入れてきました。考えてみたらずっと一人暮らしで自分中心の生活を送ってきた私。同居人がいるのがストレスになっただけなのだと思うようになりました。そしてそんな風に思えるようになった頃ビジュもまた私に懐くようになってきました。私が帰宅するとすぐにオシッコとうんちをすることも、ノイローゼの頃は帰ってきて忙しいのにと思っていたけど、私の帰りを待っていてくれたのね。ケージを汚さないように暮らしていただけだと分かった時には自分の愚かさに涙が出てきました。ビジュへ。本当にごめんね。

実家の両親へデビュー

実は気がかりなことがもう一つありました。茨城の実家の両親に犬を飼ったことを報告していなかったのです。離れて暮らしているので報告する必要はないのですが、一人で飼っていると知ったら、きっと色々言うだろうなと後回しにしていました。実はノイローゼの時に実家にお願いしようかと思ったのですが、90歳過ぎの祖母(母の実の親)の介護に追われていた母にはさすがに頼めないと思ったのでした。さらには母は大の動物嫌い。その祖母が94歳で亡くなったのはビジュとの暮らしに慣れてきたころ。そして、急に両親が私のマンションを見にきたいと言い出したのでした。それまでは介護に追われて見に来たことはありませんでした。

「これは先にデビューさせなくちゃ」

写真は実家の庭です。両親が間違えて農薬を食べたらいけないとリードでつなげています。

幼稚園に通い終わっていたので、ビジュは大人しくバックに入っていました。特急電車で大人しくしていたビジュ。実家についてバックから出てきたビジュを最初に見た母は「何この黒いのー」と追い出されそうになりましたが、人間が大好きなビジュが懐いて、今ではビジュのファンになっています(^^)

そしてこの時の父の言葉が私のノイローゼの終わりを知らせてくれました。横浜の自宅に帰る時に見送ってくれた時のこと。父が「ビジュ、こんなに可愛がってくれる人のおうちに飼われてよかったね」と。 両親は私のノイローゼのこと話していなかったので、父の言葉は静かに嬉しかったです。

あの頃を振り返って

あの時。。。私の友人達は、誰一人として「どうしてそんな無謀なことをしたの」と発言した人はいませんでした。ナイーブになっていた私は、みんなの心遣いが本当にうれしかった。落ち着いた頃「自分の弱みを見せれるAKOはとっても強い人間だと思うわ」そんな風に褒めて?もらったことをとてもうれしく思います。

そして、不思議なことに、このノイローゼを境に、職場の人間関係もうまく行くようになりました。上司からは、「柔軟になったよね」と言われるようになりました。自分の弱い部分を認めた時から私の人生は少しづつ変わっていったのかもしれません。そして、ずっと念願だった「海外旅行」にも行けるようになりました。職場のチームワークのおかげです。本当に予想外の展開でしたが、犬を飼いながら、海外旅行に行く生活がはじまったのです。

 

友人達へ

本当にありがとう。感謝してもしきれないです。ママを助けてくれて、本当にありがとうございました♡by ビジュ

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